「小さなスキルも誰かのために活かすことができる」

今回は親子で動画作成ボランティアに取り組んだリサさんから頂いたエピソードです。誰かの為に役立ちたい!という強い想いが伝わってくるストーリーです。

簡単にできるフラワーアレンジメントを母と一緒に取り組んでみました。

きっかけは、フラワーアレンジメントの先生でもある母が、いつも家の中に花を飾ってくれていて、それが家庭の雰囲気を明るくし、とても癒やしになっていたため、他の家庭にもそのような癒やしを届けられたらという思いを持ったことでした。

そして母に相談したところすぐに「OK」してくれましたので、母がアレンジメントのデザインを、私が動画撮影・編集を行うという、はじめての母娘プロジェクトにチャレンジすることになりました。

心がけたことは「家庭」という視点です。「安価」で「簡単」に「誰でも」できるというのを心がけました。私自身、やってみたい気持ちはあっても、難しいと感じるとチャレンジできないことがよくあります。そのハードルを下げて「お花を飾りたい」という気持ちさえあれば誰でもチャレンジできるように工夫しました。忙しいお母さん達のために動画を5分くらいにまとめて、難しい説明がなくても、見ただけで感覚的に分かるように、できるだけ「シンプルに」まとめようと努力しました。

取り組んでみて感じたことは、想像していたよりも大変な作業だったなということです。動画の角度や明るさなどを調整しながら、とおして4回くらい取り直しています。その間に花がしおれてしまい、新しいのをつかったり、母の服装を着替えてもらったり…。まず「動画撮影を終えること」、この第一段階で苦戦し挫折しそうになりました。次に「動画編集を完成させること」、はじめての試みだったため想定以上に編集にも時間がかかりました。普段意見が合わないと感じることもある母との共同作業…。少しドキドキしながらも、母の意見を聞き、協力し、一つの作品をつくりあげながら、距離も近くなったかな〜というのを感じました。

クオリティは高くないのですが、、「家の中に花を飾って、家庭を明るく、癒やしの空間にして欲しい」という思いを、動画というカタチにできたことはとても貴重な経験となりました。また「自分の持っている小さなスキルも誰かのために活かすことができる」「一人ではカタチにならなくても、お互いが持っているものを組み合わせれば、新しいカタチになる」というのを実感することができ、思い切って取り組んでみて良かったなと思いました。


皆さんが家族で行ったボランティア、エピソードをお聞かせください♪